花粉症で人間は死ぬと思う。

タイトルはここ数年私が春先に毎年主張していることです。

最近はもう吉良吉影ばりに静かに暮らしたいと思い続けています。
今なら吉良のあの気持ちが痛いほどわかる。
露伴先生のほうが好きだけど。

舞城王太郎の「好き好き大好き超愛してる」を読み終わったんですが、なんかタイトルとか評判とか聞いて色々思っていたよりはなんか普通でした。いや普通って悪いってことじゃなくて、もっと奇抜(悪い意味で)なのを想定していたのですが、そうでもなかったなあってことです。
ていうか、普通に面白かったよ。ほかのも面白いんかね。


ここまで書いて別にもう言いたいことはないって書いていったん終わったけど自分が今わりかし暇なのでなんか久しぶりにだらだらと音楽の話をしようと思います。

最近は歳のせいか一時期のロックスピリットは割と薄れてきて別にいやぜんぜんロック超好きなんだけど、要するにどういうことかっつうと、別のジャンルの曲もぜんぜんイケる口になってきたって話です。そのほうが健全な気もちょっとするわ。

そんで最近auのCMとかで出てきている清竜人というアーティストがとてもよい声で気になるところです。今までの自分なら多分全くもって聴かなかったであろうジャンルの曲なんだけど。
シングル500円で売ってるけど聴いた事のないアーティストのCDを500円払って即買うような人はまあ世の中にあんまり多くないだろうなあとも思うので、みんなニコニコとか見るといいと思うんだ。

最近っつうか、前々から思ってはいたのですが、最近じゃCD屋なんて音楽好きな人くらいしか頻繁に足運ばないだろうし、まあそんなわけで世の中にたくさんある、タイアップも何もついていないけどすごくいい曲が、あまり多くの人に聴かれることもなく、「売れない音楽」として結局消えていってしまうことっていうのは、実はかなり多いんだろうね。
タイアップが売れるという結果からもわかるのですが、結局音楽は「聴かせてこそ」という面があって、乱暴な言い方をすると「たくさん聴かせりゃ売れる」という面もあるわけです。
まあそういうわけなので、ニコニコとかYoutubeとかに誰かがUPしてたくさんの人に聴かれることは、私は悪いことじゃないと思う。
そりゃまあ著作権とか売り上げとかあるわけですが、多分、ああいう動画やDLで満足する人は、そういうのがなくなったところでCD買わないと思うよ。タダだからってのは確実にあるだろうし。
だったらまあ多少のことは目をつぶって、そういう場所で聴く事によってCDを買ってくれる人を増やせるならば、それはそれで今後の業界のありかたとして、だいぶアリなんじゃないかなあと思うのです。

別にUPや違法DLを擁護する気はぜんぜんないし、ブログとかで「曲をnyでDLして手に入れました★」とか平気で(どっちかっつうと得意げに)書いている人はファッキン!って今でも思っているけど、ケチらず聴かせるというのは今後重要な意味を持ってくるよね、確実に。

CDなんて結局もう売れなくなっていくんだろうから、もうなりふりかまわず悪あがきしたほうがいいのよきっと。
author by 七瀬
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